カボチャ苗、第2弾!ポット苗そろそろ完成。





カボチャ第1弾は、3月に播種。
まだ寒い時期だったので、温度管理が必要でしたが、第2弾は手間はかかりません。

ゴールデンウィーク後半の大雨と強風、そして少し郊外の辺りでは遅霜への警戒もある中、第2弾カボチャの播種。

連休明けは、とても暑い日が続いたので、すぐに発芽しました。

双葉が少しづつ左右に葉を広げて、本葉の準備に入ったのが5月15日頃。
※トップ画撮影日。

緩効性肥料をやって、そのままさらに様子見ながら成長待ち。

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ここからの成長が早いものでした。

本葉3枚目が大きくなっているところで、
早いものでは本葉4枚目の準備がはじまっているものもあります。

3月播種群では、ポット苗が定植できるようになるまで1か月半~2か月弱でしたが、
5月播種群では、約1か月で定植できる状態にまでなりようです。

昨年のカボチャの第2弾は、「冬至カボチャ」として収穫できるように5月下旬~6月のところで播種したところ、

定植時期には日照り続き、厳しい暑さもあって、なかなか幼苗から蔓が伸長するのに大変難儀してる様子でした。

まあ、夏越しでの栽培は難しいと考えておいた方が良さそうだな、と改めて思いました。

今年の梅雨は雨は降るのか、真夏のような気候はどんどん前倒して訪れるようになるのか、いろいろと気になります。

▼▼▼前回!第1弾のカボチャ、定植。↴↴↴

カボチャ苗、順次定植。マルチ&敷き藁。

こちらは、第1弾のカボチャ。

定植が少し遅くなりましたが、そこから旺盛に成長しています。

定植した時期は涼しかったのですが、気温が上昇、いっきに真夏日を記録するようになってから、ウリハムシが集るようになりました。

すでに苗も大きく成長しているので、ウリハムシからの食害も放置しています。

カボチャの育て方≪種からの栽培も簡単≫

家庭菜園をするようになって、
化学肥料に頼り切った農業は地球温暖化に悪影響を及ぼしていることや、気温が上がれば病害虫が増え、肥料が多い条件では農薬の使用量も増やさざるを得ないことなど改めて学びました。

「日本の農薬は安全だ」「農薬は必要な分だけ使っている」だとか、自信の農業が否定されたように感じた農業者が、話題をすり替えたかのように奢った発言が多いのは、日本の科学教育の遅れを感じる他ありません。

はっきりしていることは、〝農薬は次世代への健康への悪影響は否定できない〟と言われていることであって、
今の自分の健康さえ支障なければ良いのか?という観点から少しづつ見直さなければならない問題にもかかわらず、いつまで日本製絶対優良主義の栄華を引きずっているのでしょうね。

農薬にも様々な種類があって、別に無農薬にこだわる必要はないとは思いますが、
急性期症状が出にくい殺虫剤を、その側面だけを評価して「安全」としてしまうことに浅はかさを感じます。

健康への悪影響について統計としてはっきり明示できるまで20~30年、特に日本は行政が動くまで50年以上と言われています。

そして昨年も残留農薬の基準が緩和されましたよね。

とうの昔に終わった議論ではなく、この瞬間も世界と逆行する政策を進めているからこそ、消費者が神経質になる問題なのではないでしょうか。

厚生省が有害だとして規制に着手しようとしたものであっても、業界団体から〝代替品がない〟などと圧力がかかれば見送られてしまうことは何度あったことか…。

経済優先の政策の末、同じようなことを繰り返してきているにも関わらず、その負の歴史的な側面から何も学んでいないんだなと感じます。

少しでも環境負荷の少ない作物を購入して、持続可能な社会のために貢献することもできるんですけどね。

消費者にとっても、硝酸態窒素の少ない野菜を選ぶメリットもありつつ、生産者にも付加価値を産んで大手卸の影響を少しでも削ぐ、お互いにWINWINな関係に転換できます。

もう、その動きは既に始まっています。

少しづつでも依存度を減らしていくことは、いずれにせよ不可避では。

※日本で硝酸態窒素の基準を設けたら、それこそ立ち行かなく現状も日本にいると気付かないことの1つです。

最後に、先日の農家さんが発した「知識の無い奴が農薬農薬うるさいぞ!」とそこに追随する方のコメントから、苦労話へと論点がずれているなと感じ、思う少しだけ感じるところがあり書き加えました。

過信が過ぎる方も、それこそ無知は貴方では?と突っ込みたくなるほど非科学的は主張をされる方まで。

無農薬がいいのに、虫は許せないとか…
見た目がキレイなものを選ぼうとする、そんな自身の矛盾にも気づかない消費者側の行動も気になるところですが、いちいち目くじら立てる必要はないかと。

また、少しでも規格オーバーした作物は〝市場価値ゼロ〟とする規格基準が、拍車をかけているのだろうと感じます。

無農薬栽培の苦労を分かっている生産者であれば、あの煽り方は心象を損なうだけではないかと思いました。

少なくとも、私の周囲には、やはり御国に従属的で自ら考えることを放棄した生産者もいるのだと、改めて浮き彫りになっただけのことですが。

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