毎年、2月末~3月初めにタネを蒔いて、苗を育てています。
ピーマンは、トマト、ナスとタネの大きさも播種のタイミングも同じなので、ほぼ同時期に栽培スタートしました。
※トマト、ナスの栽培方法は下記に。
ずっとトレイのまま加温していましたが、やっと本葉が2~3枚ほどでてきましたので、ポットに苗を1本づつ移していく作業をしました。
直接ポットに蒔く方法もあると思いますが、2~3月はまだまだ寒く、温度管理が難しい時期です。
土を薄くすればそれだけ温度管理もしやすくなりますし、タネの小さいものは水で流れてしまいやすいので注意しなければいけません。
また、何より、最近の品種改良された種子は価格の高いものも多くなってきているので、間引いたりせず、発芽後の芽を全て活用したいという理由が大きいです。
トレイから苗を移す作業のまえに、しっかり潅水。
根の周りの土も、吸水させてから。
ポット苗に使う土には、しっかり根が張り巡りやすいように軽い土を選び、あらかじめ少し肥料を混ぜ込んだりしておきます。
幼苗の根を傷めないように、すくいあげて苗を1本ずつ移していきます。
ポットの底に少し土をいれておいて、移した苗に負担がかからないように、周囲から土を追加していきます。
苗の根元を押さえつけると根にも負担がかかるので、周りから土を入れて周囲を軽く押さえるだけ。
ポットに苗を移し終えたら、しっかり潅水。
何度かに分けて水をたっぷりあげます。
たっぷりと水をやったはずなのに、意外とポット底まで水が行き届いてないことが多です。
底穴から水が滴り落ちてるか確認。
容器や桶に水を張って、ポットの底穴から水を吸わせるという方法もあります。
苗が落ち着くまで、当分のあいだ水をあげなくても良いように、しっかり水を吸わせておきます。
暑い日や日差しの強い日に鉢上げ作業をすると、苗が少し元気なくなることもありますが、すぐに元に戻ります。
新しい環境のポットでしっかり根が落ち着くように、温度管理だけして見守ります。
4月の急な寒の戻りも過ぎ去って気温が落ち着いてきたら、朝晩の寒暖差にも徐々に慣れさせていきます。
液肥をあげたり、天候を確認しつつ、成長の様子をみつつ…です。
▼▼▼今回、蒔いたピーマン。
種子の袋の写真にあるように、ほんとうに手のひらサイズのピーマンが収穫できるので、お気に入りです。
我が家の愛称は「デカ・ジャンピー」、または「デカピー」です。
▼▼▼次回!あったかいハウスから出す。↴↴↴
もう霜はおりないな~という頃になったら、朝晩の寒さにも慣れさせます。
▼▼▼栽培方法はトマト、ナスなどと同様です。
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