梅雨の長雨で土寄せが出来ず、断念することになりましたが、
湿り気が大好きな里芋は、とても成長が早くて驚いています。
昨年はあまり雨も降らずに、空梅雨だったことと比べたら成長の差は歴然です。
土寄せする良いタイミングもなく、大きくなってしまったので、
あとは収穫まで見守るのみ。
▼▼▼前回!土寄せできませんでした。↴↴↴
毎年、茎の赤い里芋から「芋茎」して、外側の葉柄を収穫して食べたりしています。
昨年は日照りが続き、成長も遅かったので、収穫すると負担になると思ってやめておきました。
芋茎を収穫する専用の品種というものがあるそうで、
その場合は、地下の芋の成長を考える必要がないので、丸ごと収穫してしまうようです。
一方、こちらは「八つ頭」で、
秋には掘り起こして芋を食べるために栽培しているため、
外側の芋茎だけを収穫し、中心の芋茎にキズを付けないように収穫していきます。
▼あくまでも、芋が最終目的…。
芋茎の両フチに、カッターなどで少しキズを付ければ、
あとは、手で外側に倒せばポキッと折れるので、収穫は簡単。
葉も切り落として、葉柄だけを持ち帰ります。
新鮮な切り口に触れたりすると、灰汁でカブレたり、服にシミが付いたりするので注意が必要ですが、
緑の「ハス系」のものほどアクは強くないと思うので、私はあまり気にしていません。
衣類に付いたシミは、すぐに石鹸で洗えば落とせますが、
時間が経ってしまったものは、なかなか汚れが残りやすいので注意が必要ですけどね。
ちょっと汚れが酷い時は、酸素系漂白剤を使ったりもしますが、
あまり気にしていたら、収穫なんてできません…。
赤いズイキの色はアントシアニン系の色素なので、酢などで発色も良くなります。
芋茎の内部は細かいスポンジ状になっているので、
出汁などを吸わせると本当に美味しいですし、味噌汁が大好きです。
地域によって、どんな種類の里芋の芋茎を食してきたか…などそれぞれ昔からの文化があると思うので、
アク抜く・抜かない、料理の方法、可食部の違いなどを聞くと面白いです。
八つ頭の選別を繰り返した「丸系八つ頭」も、同じように食べられると思うのですが、
背丈が低く、線も細いので、やめておきます。
▼▼▼使い切れなかったズイキ…。↴↴↴
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