露地に長年植えっぱなしになっているイチゴがあります。
今時のような、ブランド品種の開発競争が激化する前の時代からあるものですが、味の濃さが気に入っています。
自然降水に任せきりにしているので、水分不足の時には育ちが悪いと感じることがありますが、それでも味がいいので加工用としても楽しんでいます。
露地で放っておいても、うまく夏越しさえできれば、秋には元気になります。
▼▼▼5月中旬が収穫ピークでした。↴↴↴
以降は落ち着いて、少しずつ収穫しています。
収穫量が落ち着いてきたら、収穫後に冷凍しておいたり、それをフローズン苺として食べたり。
そして、ある程度の冷凍イチゴの量が集まったら、またジャムやコンポートに加工したり。
収穫のピークを迎える頃には、イチゴの親株からランナーが何本も出てくるようになってきいましたが、
別にランナーを取り除いたりすることはせずに、生えたいように自由にさせていました。
収穫期を長く楽しみたい場合はランナーを切除する方がいいとか言われますが、面倒…というのが本音です。
イチゴは暑さに弱いものなので、収穫時期を延ばし延ばしにしてる内に本格的な夏になってしまうと、子株の成長どころか親株にも体力にも影響してきます。
ハウスで手間かけて栽培している農家ではないですし、この時期は他にもたくさんやることがあるので…。
▼持続可能な省エネ菜園めざしてます。
収穫ピークを迎えた頃に、イチゴの区画の隣をよく耕しておきました。
少し高畝の意識で、排水性よく。
肥料はなし。(残飯を堆肥として埋めた場所を活用。)
また、前作の残り肥料で十分だと思います。
その場所に、伸びてきたランナーの方向を変えていってあげます。
かなり無理やりな方向転換だったりする時は、使い古しのクリップで固定してあげたりします。
▼増築したイチゴの新区画。↴↴↴
少し高畝にした区画の畝肩に、ニラを植えておきました。(※←)
ちょうど「4週間後」の同じ場所、前進してきた子孫株たちです。
強い日差しが直接あたらないように、軽い枯草などを上に置いて日除けにします。
その後は、雑草も一緒に生やしておくようにして、雑草も日除けに。
そして、秋頃になって手狭そうならば、イチゴ苗を植え替えていきます。
たくさん苗がありすぎるようなら、より良い苗だけを選別して育てることもあります。
最初から「子株」を残さない~とか「孫・曾孫株」だけ~とかやっていたら大変なので、だいたい例年こんな感じ。
イチゴ農家の方たちは、本当に大変な作業をしているんだろうなと思いますし、クリスマスシーズンに向け大切な作業になる時期なのではないでしょうか。
素人が露地で同じようにやっても、そもそもの出荷時期が違うので、まずは夏越しにさせることを考えるだけにしています。
▼▼▼苺の旬は冬じゃないんだよね。↴↴↴
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