タマネギ栽培と聞くと少し難しそうなイメージですが、11月にもなればホームセンターで苗が手に入りますし、冬の家庭菜園でチャレンジしてみたい野菜の1つですよね。
冬に雪が降ってもあまり悪影響はありませんし、念のためネットで覆っておくだけで春先~初夏には収穫できます。
害虫に悩まされることもあまりなく、手もかからずに簡単に家庭菜園を楽しめます。そして、家庭菜園ならではの楽しみ方もありますよ。
3月には葉玉ねぎで収穫
極早生・早生の品種を育てれば、2~4月には葉玉ねぎとして食べることができます。
まだ茶皮も薄く、みずみずしい玉ねぎで、火を通すととても甘く美味しく頂けます。
この写真は4月中旬のもの。
2018年は桜の開花もはやく、つつじも半月以上はやいペースで咲くといわれている気候の中、4月に入ってからさらに成長が進みました。
この葉玉ねぎの状態で収穫すると、本来捨ててしまうはずの葉の部分も食べられるので、無駄なく頂くことができます。
緑の葉の部分をネギのように一緒に炒めれば一石二鳥、美味しいだけでなく経済的です。
種から育てた苗をミニ玉ねぎで
9月中旬に種まきをして、成長した苗を1本ずつ植え替えれば大きく成長します。一方、残った苗をそのまま放っておけば、ミニ玉ねぎとして頂けます。
写真【右下】が発芽した玉ねぎの苗で、10月初旬に撮影したものです。
11月頃まである程度大きくし、元気な苗を1本ずつ植え替えるのですが、全部の苗を等間隔でしっかり植えつけるのには、場所も手間もかかってしまします。
植え替えられなかった残りの苗は、そのまま置いておけば4月中旬には5~6cm程に。ミニ玉ねぎとして、そのまま食べられる大きさで収穫すれば、シチューや煮物にして頂けます。もちろん、ミニでも葉玉ねぎとして食べることもできます。
ミニ玉ねぎとして、店頭に並んでいることもありますが、どうせ買うなら大きい玉ねぎを選びがちです…。
種から育てれば、さらに活用の幅が広がるので、ぜひチャレンジしては?
夏休みも終わった頃~初秋にかけては特にイベント事も少ない時期なので、ぜひ挑戦にてみてください。
プランター菜園でも栽培できますし、冬は他に栽培できる野菜も少ないので、試す価値あると思います。
さらに小さい玉ねぎを活用!!
「ミニ玉ねぎ」としても、小さすぎたりするとイマイチ…。
皮を剥いたらほとんど食べる部分ないですし、向くのは面倒なサイズもあります。
そんな成長遅れの小さい玉ねぎを、翌シーズンの玉ねぎの球根として再利用しましょう。
▼▼▼風通しの良いところで、ひと夏保管。
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