前年の秋から玉ねぎを栽培していた区画ですが、トマト栽培に穴あきマルチシートを再利用。
わざわざ剥がして、また土づくり畝づくりをする時間もなく、どうにも面倒だったので…。
トマトは乾燥した地域の植物なので、穴の空いたマルチシートは向いていないだろうと思っています。
ただ、雨避けのできるハウス設備なども当然ながら無い上に、
たった50~70㎝程度の幅しか取れないマルチシートでは、そもそも長雨シーズンの対策としては不十分ではないかと。
根は深く広く張り巡っており、マルチを少し敷いた程度では水分制限など簡単にできる訳がないのです。
プロではない上に、設備投資などできませんので、毎度ある程度は裂果してしまうものと考えての栽培です。
▼▼▼前回!今回の品種など備忘録。↴↴↴
毎年、数カ所で様々な方法、マルチの張り方で栽培しています。
(それぞれ地主の考えもマチマチ、資材も条件もマチマチなので…)
マルチだけで裂果対策にはなり得ないというのが、素人なりに以前から感じている部分ですし、
マルチングの目的というのは、早植えでの地温の確保や防草が主たるもの、
養分の流出を防ぐなど、成長をサポートするという部分が大きいので、マルチ1つで何かが変わるとは言えません。
そこは、素人がどこまでマンパワーをかけられるかという、バランス感覚の問題。
なので、私は手を抜ける部分があれば、どんどん手抜きしたいです。
結論から言ってしまえば、
幅広マルチ(1メートルくらい)と穴あきマルチでも大差は感じられませんでした。
あとはシートの色や素材によって、地温が変わってきたりするのでしょうね。
大雨で実が裂果してしまう前に、色づき始めたものから随時収穫、2~3日ほど放っておくだけで真っ赤に熟します。
真夏の強い日差しが降り注ぐような季節には、
樹上で熟すのを待っていると、気づいた頃には高熱で実割れしてしまうので、同じように早めに収穫。
どんどん食べ頃を迎えるので、大きい鍋でトマトジュースを作って瓶詰しておいたり、
そのうち、トマトジュースに加工するにも追い付かなくなってくる程で、丸ごと冷凍してしまうようになりました。
トマト農家のトマトジュースの作り方は、
加熱してから皮などを濾し、さらに加熱して瓶に詰めたりする〝2段階加熱〟だそうなので、
以来、皮の旨味も栄養もしっかり&濃いトマトジュースを作っています。
▼▼▼穴あきマルチ使いまわし術。↴↴↴
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