毎年5月頃、ズッキーニ苗を植えています。
ズッキーニは「ツルなしのカボチャ」なので、キュウリとも同じウリ科。
ウリ科はネギとの相性がとてもいいので、混植しました。
毎年あまり大きなトラブルもなく栽培しているのですが、もう少し収穫できそうな段階で、うどん粉病になったりしてしまいました。
平畝・マルチ栽培が合わなかったのかもしれませんが、今年は予防的にネギも使ってみることに。
これで、今年はどうなるでしょうか…?
▼少し高畝・敷き藁・ネギと混植。↴↴↴
◆昨年までの反省を踏まえ、10cm程度の少し高畝に。
過湿状態が続くのを嫌うようなので、排水性を良くするように意識しました。
◆ネギを一緒に、根が絡むように植えると成長を助けあったり、病原菌からも守ってくれたり、よい効果があるとのこと。
あとは、ウリ科の大敵「ウリハムシ」もネギの匂いが苦手だということなので、少しでも予防になればいいな~と思っています。
◆泥はねも病気の原因になるので、その対策に敷き藁も。
◆最後に、「ウリハムシ」が近寄れないように、ネットで防除。
苗が大きくなって、収まらなくなるまでネットをかけて置こうと思います。
最初は花が咲いても、雄花・雌花が咲きそろうまで着果が難しいので、
当分は「花ズッキーニ」として収穫してしまう予定です。
▼▼▼今年の品種。↴↴↴
ずっと以前のことですが、ホームセンターでズッキーニ苗を購入して育てたことがあります。
せっかく育てたにも関わらず、着果が良すぎて、大きく育ちませんでした。
1~2本を大きく育てるために、次から次に出てくる雌花を取り除いたりしていたら、逆に弱ってしまい、エネルギー切れ…終了。
たしかに〝実付きが良い!〟と書いてありましたが、中途半端な改良品種にとても残念な思いをして、
それ以降、何処の&何の品種かを意識するようになりました。
▼▼▼カボチャ苗よりも短期間でできます。↴↴↴
タネも大きさがあるので、直接ポットに播種。
ここ数年、大手食品メーカーが独自の技術を競うように野菜苗の販売を広げている点も、少し距離を取るようにしています。
昨年までは、「観賞用」植物がメインだったような記憶があるのですが、
各企業の植物工学技術がどのように使われているのかも分からないですし、その遺伝的形質を受けついた種子が「こぼれ種」となって芽がでてくるとなると、
これまでの、我が家の〝こぼれ種ラッキー栽培〟とは全く様相が変わってくるよな~と思うところがあるのでした。
宿根の多年草であれば、大きく影響するようなことはないと思うのですが、
毎年のように、自生してくる野菜が原種に返ったり、一緒に育てた同じ科の影響を受け継いだり、
その変化を楽しんでいる家庭菜園側としても、いろいろ考えてしまうのでした。
最後少し話が逸れましたが、
昔ズッキーニの苗選びに失敗した記憶から、ここ最近の苗売り場の変化についても考えてしまいました。
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