今年の梅雨は、毎日必ず雨が降るような長雨が続きました。
東京は連続降水記録が30日以上、土が乾くような間もなく、連日雨が降る状況でいした。
さらに、日照不足もあって、やっぱり深刻な状況になってしまいました。
収穫をはじめ、まだまだこれから!いう時期でしたし、
時期を遅らせて栽培をはじめたスイカもあったので、ほんとうに残念です。
▼▼▼前回!長雨で収穫のタイミングを遅らせた。↴↴↴
少し様子がおかしい?と思いはじめたのは、梅雨明け2~3日前あたり。
梅雨の終わりに向かって、一気に気温が上がって来た頃。
それまでの梅雨寒から、初夏にような気候に切り替わったタイミングで、全体的に弱々しい様子になってきてしまいました。
根元あたりから葉が黄色くなり、梅雨明けと共に、いっきに広がりはじめました。
それ以来夏日が続き、かろうじて上を向いていた葉が、日中はしおれてしまうようになってしまいました。
大雨で根がやられたんでしょうね。
先端の蔓は元気そうな様子にも見られましたが、もう成長は無理でしょう。
▼これからのスイカもたくさんあったのに…。
蔓の辺りの葉が枯れかけているものだけ、収穫。
ほか、まだ未熟なスイカはたくさんありましたが、全て撤収。
先植え組は、1株につき約1個くらい収穫。
遅蒔き組は、小玉がなり始めはばかりで、2株に1個くらいとなりました。
収穫して涼しい日陰に、転がして置いてあります。
未熟なスイカで漬物にでも…とも考えましたが、数が多くてヤル気は失せてしまいました。
長雨自体が影響したのは間違いないですが、長雨の影響が出やすかった土地にも原因があるようと思います。
今回スイカを育てた土地は、近隣の高齢の方がずっと管理していた畑。
ここ何年も何も植えられず、体力的にも草管理できなかったので、耕運機で頻繁に雑草もまとめてうなっていました。
重機の重みで硬盤層ができ、その層あたりに水が溜まってしまい、水が上手く染み込んでいかない状態だったのだと思います。
こんな長雨だから気付いた程度かもしれませんが、もともと水はけが悪いところだな~という認識はありました。
改めて、農地は使わないと荒れる...という1つの形を見た感じがしますす。
近所にも、草刈のついでに耕運機で頻繁にうなって対策している畑があり、
大雨が降るとぬかるみ、土が沼のようにドロドロになるところがあります。
その畑は若い世代が引き継いで、遊んでいる土地になっていますが、
なにか野菜を植えても、大雨が降ると膝上まで沈むような沼になってしまうので、3~4日は収穫にも立ち入れない様子。
見かけ農地として体裁を取り繕うとしても、やり過ぎはこのように仇となることもあるんだな…といい勉強になりました。
▼▼▼次回!回収した第2弾の早生種も。↴↴↴
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