セリが生えてたので、セリ摘み。





「5月のセリは食べるな」と言いますが、5月になる前に見つけられましたので美味しく頂きました。

別に5月になったら食べられないという訳でもなく、
ドクゼリ」も同時期に同じような場所に生えることがあるので、時期に関係なく注意が必要という意味だと教わったことがあります。

ただ、暖かくなると薹が立つので筋張って硬くなるので、という理由が1番だそうです。

自生している場所を知っている人は、どんなにカッコいい車に乗ってる人よりも、どんなに学歴だけ立派な人よりも尊敬してしまいます。

東北では11月あたりから鍋用に出回るようですが、
関東にいると、なかなか1~3月のシーズンを外れると手に入りにくいものという印象…。

また、ほんの一握りの分量で調理をしても、火を通すと僅かな量になってしまうので高級品なイメージです。

▼今回は、バケツいっぱい収穫してきました。

何はともあれ、ドクゼリではないかを確認。

①まあ、「匂い」で分かります。※ドクゼリにはない。

②茎にいくつもの節があって、節の部分から茎枝が出てきてる。※ドクゼリに節はなく、根元から何本も茎がでてる。
(だから、混合自生地では、節のない小さい苗の時期には間違えやすいから気をつけて~と言われた、と。:祖父母談)

③根がモジャモジャ、細い根のみ。※ドクゼリの根は、芋のような塊が複数。

あとは、葉っぱの形とか、いろいろあるようですが、だいたい①と②で判断はつきます。
特に、①セリの「匂い」が分かる人なら、すぐ判断できます。

 

東北では『セリ根が1番おいしい』とのことで、よく食べると聞きいたことがありますが、
私には申し訳なさ過ぎて、〝根こそぎ〟収穫することはできません…。

もし、来年も同じ場所でセリ摘みを楽しむ方のためにも、根は残すようにしています。

少し根つきを持ちかえって自宅で挿しておけば、すぐに根付きますけど、ただ、せっかく自生しているものを絶やしてしまいかねません。

たくさん持ち帰るような人も中にはいるので、あまり自生地を他人には教えたくないという方も珍しくないようですね。

持ち帰るつもりがなくても、〝根ごと〟むしり取るように収穫してしまう方もいますので…。

どうしてもセリ栽培をしたかったら、セリの地上部だけでも水に浸けておけば、節のところから発根します。

「ドクゼリ」「根を残すこと」に注意して、セリ摘みを楽しめたらいいですね。

▼▼▼水に浸けて置くだけで発根します。↴↴↴

セリの根が出たので、挿しておく。







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