「梅シロップ」をすぐ飲みたい時は、炊飯器を使って作っています。
瓶で時間をかけてじっくりと梅のエキスを出す方法も美味しいですが、すぐに飲める分も作りたい時におすすめです。
炊飯器で作るメリットは〝時短〟だけでなく、発酵してしまうこともないこと。
発酵しないように、お酢を入れてシロップ漬けにすることもありますが、梅よりもお酢の酸味を強く感じて梅の風味が弱く感じることもあります。
そして、梅エキスを出した残りの梅を使って、その流れで「梅ジャム」も作ってしまいます。
▼▼梅と砂糖、1:1を基本に作れます。
今回は、基本に忠実に〝梅と砂糖を1:1〟で。
※梅は冷凍してません。
そして、扱いやすい氷砂糖を使いました。
※1:1の比率では溶け残る砂糖も多いですが、そのままジャムにします。
梅は、あらかじめキレイに洗って、ヘタも取り除いてあります。
氷砂糖でなく、黒砂糖やグラニュー糖を使う方もいらっしゃるようです。
梅と氷砂糖を交互にいれ、「保温」で12時間後の様子が【写真;右】です。
※「炊飯」ボタンと間違えないように。
この染み出た梅エキスを、梅シロップとして瓶などにいれて、冷蔵庫で保存します。
『冷凍梅』でつくれば12時間で十分なくらい梅のエキスが抽出されて、もっと梅の実がシワシワになりますが、
冷凍されていない状態の梅を使うと梅エキスを出し切るにはさらに時間をかけなければなりません。
▼▼それを逆手にとって、残りの梅と砂糖を使って梅ジャムをつくります。
溶け残った砂糖と梅を火にかけるると、さらに梅のエキスが出やすくなるので砂糖も溶けます。
そのままに詰めて、ジャムにします。
実が柔らかくなれば、梅の実と種を分けやすくなりますし、
さらに滑らかなペーストにしたい場合は裏ごしをしたりして、梅の皮や種を取り除いたりします。
こちらも瓶に入れて、冷蔵庫で保存します。
瓶で砂糖漬けにして、じっくり作った梅シロップも美味しいですが、時と場合によって使い分けることができると楽しみ方も広がります。
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