落花生が開花、草管理&ネギも植えてみた。





落花生の中心に、かわいらしい黄色い花がチョコチョコと現われるようになりました。

だいたいの落花生の株に第1花を確認できるようになったので、開花期ということに。

ちょっと早めの開花宣言です。

マルチ栽培の場合は、そろそろマルチシートを剥がさないとな~という頃合です。

今回マルチシートは敷いてないので、全体的に草の管理などをすることにしました。

▼▼▼前回!鳥害対策のネットを撤去。↴↴↴
▼あとは、混植栽培の計画試案など…。

【落花生】大雨が降る前に、不織布を外した。

咲いた花は子房柄として地中に潜って、土の中で成長するので、
雨などで地表が固くなった部分などを軽くほぐしてあげるついでに、草むしり。

子房柄が潜りやすいように、という目的もありますけど、
子房柄を千切ってしまわないように、もう今後は周辺の草むしりもしないようにするので、その準備に。

土寄せの際に土を被せてしまえば、細かい雑草くらいであれば成長は止まりますけど、
軽く土の表面を動かしてあげるだけで、小さい雑草の芽くらいは対処できます。

▼これを機に、ネギの移植。↴↴↴

落花生の畝の南側、ちょうど通路にしていた場所に残飯を埋め終わった場所、
この畝を利用してネギを植えていきました。

これから、もっと成長して、大きく茂ってくると思うので、
落花生の株元~ネギの根元までを30~35cmくらい距離をとることに。

ネギを寝かせて植えて置けば、そのうち根が付いて上体が起きてくるかと思います。

まだ梅雨どきですし、湿度の高い夏なので、土をよせることはしませんが、
上手くいけば、落花生の葉が、ネギの根元を覆うようになるらしく、土寄せの必要がなくなるのだとか。

通気性もよく、ネギの根元あたりを覆ってくれれば、ネギの夏越しには最適なのではないかと実験。

品種によりけり、落花生の株も茂り方が異なってくるとおもいますので、落花生~ネギの株間の距離も、まだ実験段階です。

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▼▼▼さらに、株間にトマトを混植の予定。↴↴↴
▼脇芽を挿しておいたトマト苗を定植させたいです。

【トマト】脇芽を挿して、1週間で活着。

トマトを有機肥料でなく、乾燥させて栽培すると、カルシウム欠乏になりやすいという報告をみました。

糖度をあげるために水分制限をして栽培する方法は、ハウス栽培のプロ農家さんの中では一般的ですが、果実はやや小玉化するようです。

逆に、残飯などの有機物を堆肥として施用して栽培すると、カルシウム欠乏症の発生が軽減されて、糖度も上がるとのこと。

露地の家庭栽培ではそこまでの設備はつくれまませんが、裂果しにくくて露紙栽培にも向く品種が多く開発されてきています。

あとは、カルシウム含有量と糖度もあげられるというデータでしたので、やっぱり残飯を堆肥として活用していく方法はいいと研究でも分かってきているようです。

この場所に残飯を埋めても、そんなにすぐには分解・発酵するものではありませんが、
ちょうど前回、この場所には残飯、撤収したブロッコリーや白菜などを埋めたところで、すでに掘っても姿・形など確認できませんでした。

もう何年もの間、この畑で生ゴミの堆肥化をしているようなものなので、少しはその効果が出ているのではないかな~と思います。

ただ、いろいろな研究をみていても、そもそも必要とするカルシウム量は極微量であって、いくらカルシウム剤を施用しても、健康な根と根毛の成長があってこそという前提の話、
言い換えれば〝有機物をすき込んだ土が根の成長を促進させる〟ということになる研究が多いようです。



▼▼▼次回!落花生・ネギ・トマトの混植。↴↴↴

トマトの挿し苗、落花生の畝に定植。

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