1度にたくさん収穫しても食べきれないので、成長の段階を分けるように栽培しています。
4段階のことが多いですが、
2018-2019の今シーズンは6段階での栽培となりましたので、少しまとめ。
基本的に、4品種(極早生・早生・中生・晩生)をタネから栽培、苗に余裕がでたらご近所さんにシェア。
極早生と晩生は、必ず育てるようにしていて、貯蔵性の高い晩生を多めに栽培します。
最近は暖冬なので、極早生と早生の収穫時期の差に余裕がなく、中早生・中晩生気味に調整中でもあります。
今回は、2019年3月9日の撮影した写真も一緒に載せていきます。
1.セットたまねぎ球根から
2018年の夏に収穫した玉ねぎのうち、ミニ玉ねぎとして食べようにもイマイチな小さいものをひと夏保管しておき、10月はじめに植え付けしました。
12月あたりに、霜よけネットを張って栽培。
年があけ、2月頃よりまた一気に成長して、2月末から「葉たまねぎ」として収穫しています。
8月下旬~9月上旬に植え付ければ年内中に成長するため、真冬の収穫も可能になりますので、
さらに植え付けの時期次第で、また収穫時期をずらせることができますね。
※セットたまねぎ栽培については、下にリンクを張っておきますので宜しければご覧ください。
2.極早生の苗
3.早生の苗
セットたまねぎ【上記の1】よりも、根元あたりが1~2周りくらい細いかな…といった印象です。
9月中旬にタネを蒔いて、10月下旬~11月上旬にかけて苗を1本ずつ植え付けていった区画です。
こちらも、12月あたりから霜よけネットを張って栽培。
この日、太めの玉ねぎを引っこ抜いてみましたが、まだ根は寸胴で、玉ねぎとは言えない〝ただのネギ〟で、
葉玉ねぎとして収穫するにも、もう少し成長をまつ必要があるな、といった感じです。
4.中生の苗
5.晩生の苗
こちらも、9月中旬にタネを蒔いて、10月下旬~11月上旬にかけて苗を1本ずつ植え付けていった区画です。
早生の品種を、ネットを掛けずに栽培。
まだまだこれから、といった具合です。
特に『晩生』は、風通しのよい場所で陰干しして吊るして保管する分として栽培。
先々が楽しみです。
6.苗床の放置したところ
9月中旬にタネを蒔いた場所で、そのまま栽培しています。
過密な部分もありますけど、これはこれで養分を奪い合いながら甘くて美味しい玉ねぎになるようです。
サイズも小ぶりなミニ玉ねぎになり、そのまま丸ごとピクルス漬けなどにも活用できます。
さらに、ここから食べられるサイズにまで成長しなかった球根(極早生~早生)を、翌シーズンのセットたまねぎ栽培に再利用する…という好循環な栽培方法も。
我が家では、セット球の栽培だけプランター栽培で育てる年もあるので、セット球の数量と畑の残り区画の状況によって判断。
▼▼▼セットたまねぎ球根から栽培。↴↴↴
本当であれば、「ホーム玉ねぎ」品種があるのですが、前年の玉ねぎ球根※早生を活用。
「葉玉ねぎ」を長く食べることができますし、晩生種の玉ねぎの方が保管もしやすいので、目的にあわせて栽培できたら楽しいです。
今回は、極早生・早生・中生・晩生の4種類の栽培をしましたが、こんなにたくさん種類あっても困ると思います。
長期保管も可能な玉ねぎは、スーパーなどで何時でも安く手に入るので、
せっかくならば「葉玉ねぎ」を他より早く食べたい!と極早生を選んだり、ホーム玉ねぎ栽培という選択肢もあると思います。
秋には北海道産が多く出回ることを考慮すると、その頃まで自作の野菜で楽しめれば十分だとも思います。
どんな風に食べたいかで、選ぶのも楽しいです。
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