オクラの育苗は難しい、と言われているようですが、
幸いなことに、種蒔き~育苗の段階では失敗は少なく、あまり苦手意識はありません。
ただ、定植後の梅雨時を乗り越えられるかどうかは、いつも心配をしています。
4月後半~5月と夏日を記録するような日が続いたとしても、
梅雨の時期に、冷たい雨に長いこと当たってしまったり、記録的な梅雨寒だったり…。
極端な天気が激しさを増すようになり、露地栽培の難しさを感じることも増えてきました。
▼▼▼播種~育苗は、得意。↴↴↴
今年も、昨年ほどではありませんでしたが、
連日のように雨が降ったり、日照不足で野菜の価格が高騰している状況…。
でも、晴れないものの昨年よりも日中の気温が高く、
梅雨寒が何日も続くというようなこともあまりありませんでした。
昨年のように、寒さで弱り成長が止まってしまったものもなく。
少しずつですが、順調に収穫量やペースも増してくるようになりました。
あとは、梅雨明けを楽しみに待つだけです。
農業設備なんてものはないのですが、必ずマルチシートだけは敷くようにしています。
初動がゆっくりなので、梅雨時に地温が確保できるだけで差がだいぶ出てくるように思えます。
今年は、昨年秋~今年春先まで、玉ねぎ(※極早生・早生)を育てていた場所で、
マルチシートもそのまま活用、もちろん土も耕せない状態の場所の後作に使いまわしてみました。
※極早生は3月初め頃から〝葉玉ねぎ〟として収穫。
穴あきマルチなので、余剰に穴が開いている状態ではありますが、どうやら問題なさそうです。
今年も2~3本仕立てで、
さらに、採り忘れて大きく成長してしまっても、筋が硬くなにりくい丸オクラです。
▼▼▼ズボラ菜園家の強い味方。
◆土壌、畝づくりの話◆
オクラ栽培で水はけの悪い土地で栽培するような場合、高畝にするようにしたりしますが、
素人の家庭菜園レベルで、どんな土壌改良にマンパワーをかけても報われないことも多く、潔く諦めるようにしています。
直根性のオクラのために、土壌深くまで手を加えないといけないのは、ちょっと…。
しかし一方で、排水性の良いところでは、
畝を作り直さなくても、耕さなくてもちゃんと育つものなんですね。
むしろ、耕せばいいという問題でもないようで。
農機で頑張れば頑張るほど硬盤層が形成されやすくなる~というのも、
近所の地主の土地を長年見ていたことから、非常によく分かります。
過湿で根が腐りやすくなるでけでなく、地中深くの養分を吸収できないので、
肥料に依存した栽培に傾きやすいと言われています。
そういったことからも、たまには自然栽培の考え方を取り入れていく方法というのも、
一見ズボラなように見えて、理にかなった手段なのかもしれないな~と思いました。
▼▼▼穴あきマルチ再利用で野菜栽培。↴↴↴
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