【青トマト】グリーントマトジャムにした。~赤くならなそうなトマトを活用~





寒くなってきて、トマトの成長はゆっくりとなり、
ついに寒い風に当って、葉が焼けて枯れてしまうようになりました。

トマト栽培はもう終い、天寿を迎えたので撤収しました。

回収した青トマトは、寒い時期なので時間をかけて追熟させてから赤トマトに。

そして、少し傷んでいる可能性のある青トマトは、ピクルスや塩漬け、ぬか漬けなどの漬物にしたり、グリーンサルサにしてみたり、
また、グリーントマトジャムも作ってみることにしました。

▼▼▼前回!秋作は、脇芽&野良トマト。↴↴↴

【トマト】寒い露地でも、まだ頑張ってくれています。

グリーントマトジャムはフランスなどでは一般的と聞いたことがありますが、
別の果物などと合わせたジャムしか食べたことはありませんでした。

フランス系移民の多いところでは、
ルバーブ&グリーントマトジャムとか様々あって、好きでよく頂いてました。

アメリカでは、Jell-o(ジェロ)という手作りゼリーの素を入れて、
赤いグリーントマトジャムを作ると美味しいよ~とか教えてもらった覚えがあります。

青トマトには〝トマチン〟が含まれますが、
赤くならないと食してはダメ!という印象はありませんでしたし、そのような事は言われたこともありませんでした。
(※日本でしか言われない…。)

せっかく青トマトがたくさん手に入ったので、
今年最後のルバーブを収穫して一緒にジャムを作ろうと思いましたが、
越冬前に、あまり収穫するのも少し可哀そうになってしまいました。

そこで今回は、青トマトだけで作ることに。

皮に栄養もあるし、皮むきも面倒なので、まるごと。

色も含めて気になるのでグラニュー糖を使って、様子を見てみることにしたんです。

ただ、やっぱり果肉がそもそも固めで、皮つきなので、
柔らかくなるまで煮詰めて、ヘラで潰していったので少し面倒でしたけど…。

最後ににレモン果汁を加えるだけですが、
今回は、ポン酢を作った残りのカボス果汁もあったので、そちらも一緒に加えてみました。

トマトを小さく切って、砂糖をまぶして少し放っておくと、
水分が染み出てくるようになるので、あとは潰しながら煮詰めていくだけ。

ルバーブ(緑)のジャムと同じような色になりました。

そういえば日本ではあまり緑色のジャムって店頭で見たことないな~と思うのですが、
やっぱり野菜を全面的に推したイメージの色合いから、人気がないのかもしれません。

ルバーブが広く知られるようになったのも、
赤いルバーブが多く出回るようになったからだと聞いたこともあります。

見た目も大切かもしれませんが、それだけではもったいないな~と思います。

緑のトマトから連想する青臭さはなく、特に食べにくいということもありませんし、
あとは果汁によっては、リンゴっぽいかな?と感じることもあります。

しかも、青トマトには、
コレステロール値を改善する栄養成分は含まれているようで、これは赤く熟してくると含有量が減ってくるようです。

結果的に動脈硬化の予防にもなるので、青トマトのままでも魅力があります。

トマチン摂取の致死量に至るには、何10kgもの青トマトを摂食しなければならないので、気にする必要はなさそうですね。

青のままでも赤く追熟させてからも…どちらでもフレキシブルに使えるので、家庭菜園はいいですね。

また来年の栽培も楽しみです。

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