小玉スイカの『黒娘ここあ』を収穫してきてから、風通しのよいところに置いておきました。
〝収穫〟といっても、撤収作業の際に食べ頃っぽいスイカを拾ってきたもの。
少し時期を遅らせ、第2弾として育てていたものです。
梅雨の長雨で連日のように雨が降り続き、結局、1カ月以上も降雨観測が続き、
どうやら根が傷んでしまったような状況で、撤収の判断。
あまり期待はしていませんでしたが、思いのほか美味しく頂くことができました。
▼▼▼前回!記録的な長雨・低温・日照不足…。↴↴↴
気象条件的に厳しい環境だったことも踏まえて、今後のために記録。
まず、低温・低日照での栽培に向いているようで、早出し出荷用に推奨されている品種。
むしろ、高温期収穫は草勢の維持や根を充実させたりと大変なのだろうと思います。
ツルも放置、受粉作業も自然任せ、着火数管理も成り行きで…
そんな放任栽培でも、玉揃いが良い点は優秀だな~と思いました。
やはり、早い時期の栽培で低温だと、より黒いスイカになるとのことで、
我が家の収穫したスイカは夏収穫によるものなのか〝黒娘〟なイメージは弱いな~とは感じましたが、
カラスに狙われたりといったトラブルは1個もなく、それで十分に満足しています。
▼比較:4.5㎏弱の猫。
ブルームレスタイプも特徴のようで、
市場としても存在が大きくなってきているようですが、私はその点にはあまり興味はありません…。
むしろ個人的には、ブルームがしっかり残っているものの方が、
採りたて新鮮&触れた人も少ない、とても貴重なものだと感じています。
果皮と果肉の間(白い部分)が、期待したよりも厚いイメージ。
ですが、しっかり栽培できなかったにも関わらず、予想に反して甘さもあって満足しています。
開花後35日程度の早生種でも、あまり果肉に硬さを感じるような気になることもありませんでした。
草勢も強いので、元肥だけでの栽培ですし、
逆に、ツルも仕立てずに伸びたい放題にさせておいても、全く問題なさそうだと感じました。
今年は、酷い雨で環境には恵まれず…
でも、もう食べられないだろうと諦めていた小玉スイカも味見ができたので良かったです。
いろいろな失敗も含め、次につながることを願います。
前年の空梅雨からの、今年の梅雨寒という真逆の様相でしたが、
来年はこの反省を踏まえてどうするかを考えるのも、また1つの楽しみ方だと思います。
地這い放置ではなく、支柱を立てて立体栽培にできたら、
狭小菜園の省スペース化になるかな~とか、来年の小玉スイカの栽培も楽しみです。
食べきりサイズで、なにより冷蔵庫に収まる大きさなので、おすそ分けの際に喜ばれることも多いです。
▼▼▼梅雨明け後も蒸れにくかった様子。↴↴↴
▼▼▼話題のスイカ〝ピノガール〟栽培。↴↴↴
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