トマトの畝に、ちょうどいい位置に自生してきた野良トマト。
実ったトマトの楕円形の形から、昨年に育てたミニトマトの「アイコ」だな~ということは分かりました。
ミニトマトと分かったので、根元あたりだけスッキリとさせる以外は、芽欠きはせず、
そのまま主幹も脇芽も、そのまた脇芽も全部、
1本の支柱に束ねてトマトタワーにしています。
けど、ずっと雨が降り続いて、
やっと気温が上がってきたのも7月下旬になってからなので、なかなか実の色は変わらず…。
でも、まったく熟さないので、大雨でも割れることもありませんでした。
▼▼▼前回!野良トマトはアイコのF2!↴↴↴
今年は梅雨寒とか騒がれるほど気温が低くて、長雨続き、日照不足も騒がれました。
もう、梅雨が明け後の猛暑続きの日々からは想像もつかないような気候…。
その梅雨が明けてから、いよいよ果実が熟しはじめるようになりました。
昨年、この同じ場所に、赤と黄色の「アイコ」を栽培していたので、どちらの色のアイコでも可能性はありました。
実際に熟したアイコを見るまでは分からないことだったので、本当に楽しみにしていました。
1週間くらい前から、これは黄色ではないな~と思い始め、完熟になるのを待ちました。
今回、無事に赤のアイコのF2と確定!
昨年〝黄色いアイコ〟のF2も勝手に生えてきたので、
F2世代になったからと言って、たった1代で色が変わることはないってことは、既に分かっていました。
わざわざ採種しなくても、「こぼれ種」でここまで立派に育ってしっかり食べられるので、とても満足感あります。
食感も皮がパリっとなって、味もそう劣っている感じはありません。
※今年、本物と食べ比べてないので分かりませんけど…。
ただ、F1種の次世代トマトなんてマズイに決まってるじゃん!と決めつけは良くないですね。
昔はそうだったのかも?しれません、けど、
何十年も交配を複雑に繰り返してきたものなので、そう簡単には、原種返りはしないと思います。
ここ最近、「F1種子は種ができない!」「そんな野菜を食べたら不妊になる!」…という活動家に、
影響を受ける方々が劇的に増えているようなので、今回しっかり記録しておこうと思いました。
F1作物から自家採種して、その種子から栽培した作物を売るのも、許されないに決まってますよね。
F1種子はその会社の特許でもあるので、採種して増やすことは認められないのは当然のことですし、
その1世代限りの食味、生産性などが形質として現れる「一代雑種」なので、そのF2世代は未知のもの。
なのに、自家採種の禁止既定の解釈を歪めてまで、何をしたいのでしょうか…。
F1の有機種子も存在するので、支離滅裂な主張になって来ています。
そんな理論破綻している主張でも、なぜか信じてしまうのは、
中学校~高校の教育が、実生活で何も活かされていないことの現われなのかな?と残念です。
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