トマトを種から育てている方の苗は、1本仕立てで栽培しています。
脇芽を欠いて主枝1本で栽培しているので、取り除いた脇芽を挿し芽することてトマト苗として再生させてています。
同じ遺伝情報をもつトマトの苗になるので、もしオリジナルの苗が病気になってしまった時の予備苗にもなります。
他の夏野菜の定植シーズンも落ち着いた時期なので、欠いたの脇芽を使って再生させてみることに。
▼▼▼こちらが、オリジナルのトマト苗。↴↴↴
▼この脇芽から、挿し芽。
小さい脇芽の場合は、水に挿して吸水させてからでなくても水分蒸散が少ないので、そのまま発根して活着しやすいのですが、
念のため数時間ほどは水に挿しておいてからにしました。
水分の吸水量と、蒸散量のバランスが保てずに、蒸散量が多いと萎れて元気がなくなります。
挿してからは、常に挿し床が湿った状態となるように気をつけます。
また、直射日光が当たったり、高温の場所や強風でも、水分が葉などから蒸散してしまいやすいので、挿し床の環境が大切だと思います。
▼小さい脇芽は、難なく活着。↴↴↴
みんなで育てて、みんなで食べる【シェア畑】
全国70農園展開中!【シェア畑】
一方、芽欠き忘れ…。
人知れず大きく成長してしまった脇芽は、手のひらサイズ超え。
2~3時間ほど水に挿してから、挿し床に。
本当であれば、水分の蒸散量を減らすために、下葉を2枚くらい欠き取っておくべきなのですが、
地上部が残っていたほうが、発根に必要なホルモンの生成も活発になるので、苗の状態(吸水量と蒸散量のバランス)をギリギリ維持できるポイントを探りながらにすることに。
脇芽を挿した翌朝、1番下の下葉が完全に萎えていたので、取り除きました。
以降、しっかり土を湿った状態を維持していたら、活着。
花芽も、再び大きく膨らみ始めたのがわかります。
▼下葉を欠いたら元気になりました。↴↴↴
このまま花を咲かせてもいいかな~と思いましたが、まだ長時間も日光を浴びて大丈夫かどうか…
おそらく露地栽培には耐えられないと思います。
根も、まだ未熟です。
また、この背丈で着果したとしても、実が重くなったら大変そう…。
今回は、敵蕾するか。
これがミニトマトだったなら、このまま着果させててもいいか~とも思うんです。
次回の花芽を待つ?悩んでいます。
▼▼▼次回!トマト・落花生・ネギの混植。↴↴↴
※挿し苗の定植
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.