毎年、夏にゴーヤーを育てていますが、
収穫シーズを迎えると、食べりれない程に次から次に収穫できるようになってしまいます。
たった1株だけであっても、地植えでの栽培では特に威勢よく育って、
毎日のように収穫できるようになってしまうこともあります。
そういう時は、いつでも食べたい時に食べられるように冷凍保存をしています。
手間も掛からずに、料理に使う時も、そのまま使用しやすいので重宝しています。
▼▼▼チャチャっと簡単に冷凍保存。↴↴↴
ただ、簡単に保存できる一方、
毎日のように収穫できるので、保存スペースもかなり幅を取るようになってしまうように…。
たくさん収穫できることは、とても嬉しいことですし、
ゴーヤーは大好きなので、本当にありがたいことなのですが、
ご近所さんにお裾分けしても、しきれないほど収穫できるので、少し困ることもあります。
我が家には、冷凍機能のみの大容量の冷凍庫もあるのですが、
それでも、冷凍庫がいっぱいいっぱいになるほど収穫シーズンが続いてしまうので、
食べる方も、冷凍庫の残スペースのやりくりも大変になるのです。
そこで、数時間~半日ほど天日に干し、
水分気を飛ばして、少し体積を減らしてから冷凍をするようになりました。
ゴーヤーは、天日に干すことで栄養価が上がるとのこと。
また、ゴーヤー独特の苦みも減ると言います。
冷凍の前のひと手間で、
栄養価アップと、冷凍庫の省スペース化ができるのは、ありがたいことです。
強い日差しが差し込むような日には、室内でも数時間ほどでキュッと縮まります。
少し日が陰っているような日でも、半日程度でいっきに嵩が減ります。
ひと手間…と言っても、広げて干しておくだけなので、
さほど難しいこともありません。
まだ、湿度の高く残暑の厳しい季節に、この程度の時間でできるので、
もっと秋も深まってくるようになれば、空気も乾燥してくるので、もっと効率よくできると思います。
また、今回、
ゴーヤーの中ワタの方が栄養があるとのことだったので、
できるだけ、中ワタを残したままで保存することにしました。
手で取り除けるタネだけ、あらかじめ取り除いてから半月切りに。
タネの取り残しがあれば、あとで少し乾燥させた後でも、取り除けます。
厚さは、
いつも料理する時よりも、わずかに厚めに意識して切るようにしましたが、
分厚くしてしまうと、それだけ天日干しの効率が悪く時間もかかるようになります。
適宜、やりやすいように、使いやすいように工夫していけたらいいな~と思います。
◆かなり、コンパクトに!!
切り分けて、そのまま保存バッグにいれる時は、
1袋あたりゴーヤー2本前後、小ぶりなゴーヤーで3本分くらいでした。
今回は、適当に干して、思い出した時に保存して冷凍庫へ…を繰り返していったところ、
1袋あたりゴーヤー10本分のセミドライを収納することができました。
もっと長時間じっくり天日に干して、さらに嵩を減らすことも十分可能でしょうね。
でも、完全にカラカラに乾すのは、まだ湿度の高い時期には難しいですし、
何日も天日に干すのも面倒です。
完全なドライにするのは、
蒸し暑さが落ちついてきた頃の方がよいと思います。
我が家のゴーヤーは、例年10月に入っても収穫期が続くので、
その頃になれば、しっかり干し野菜を作りやすいかな~と思います。
▼▼▼やっぱり、Sun-driedゴーヤーですね。↴↴↴
いつか、食品乾燥機もほしいな~と思っているのですが、
やっぱり、Dried-〇〇よりも、Sun-Dried-〇〇の方が美味しそうなイメージがあります。
できるだけ、天日に干したいですし、
商売するわけでもないのに、これ以上家電を増やしてしまうのも、少し抵抗があります。
かといって、
ここ数年の香料ブームや消臭ブームで、洗濯物の香料刺激が強くて食品を屋外に干すどころではないので、
そろそろ家庭用の食品乾燥機などあれば検討したいな~というところ。
コンパクトで、さらに価格も手頃なものが増えてきているようです。
▼5,000円未満のフードドライヤー。
私が特に苦手なのが、柔軟剤入り洗剤。
洗剤の主成分である陰イオン合成界面活性剤と、柔軟剤の陽イオン合成界面活性剤は、本来相反する性質があり、
混ぜ合わせてしまうと効果は半減どころではなく、相殺されてしまうもの。
そうならないよう、
陽イオン合成界面活性剤の作用を遅らせてるために、徐放加工樹脂が使われています。
時間差で効果を出させるのが目的のはずなのですが…、ずっと柔軟成分の陽イオン界面活性剤を徐放し続けてしまっているんです。
せっかく柔軟剤を使うのであれば、
界面活性剤を徐放することなく、しっかり繊維をコーティングできるものでないと、界面活性剤を散布しつづけていることになりますよね。
香料も、香料マイクロカプセル樹脂より放出しつづけますが、
界面活性剤を撒くことに関しては、農家の農薬散布以外あまりないのでは…。
陽イオン合成界面活性剤は、細胞膜浸潤性が高いため細胞膜攪乱作用の強い展着剤とても使われています。
植物に特化した作用機序だろう?
植物と動物の細胞は細胞構造が違うでしょ?…いやいや…。
対人間では、衣類の濯ぎ残しの界面活性作用により、
皮膚のバリア構造が壊れ、慢性的にアトピーに苦しむ患者数が増えてきていると指摘されていますし、
対マウスでは、
ピンポイントで皮膚のバリア構造を選択的に壊し、非侵襲的に薬剤を投与する手段として研究が進んでいるほどです。
無農薬や減農薬に拘った食事を心掛けている方、臨機応変なヴィーガンの方々も増えているようですが、
しっかりと基準の定められた『食品』分野よりも、
全く基準もなく、野放し状態の『日用品』分野の方が気をつけるべきなのではないかな…というのが現法律上の落とし穴。
そんな空気が撒う住宅街では、あまり気軽に野菜を天日干ししたりできなくなってしまいました。
香料など纏わない生活をしている側がらしてみれば、香料を吸収してしまっている食品は1番分かりやすいのです。
ここ4~5年で、深刻な香害社会になってきたと感じます。
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