ルバーブは、もともと寒冷地などで栽培されているもので、耐暑性は品種によりけり。
あまりにも暑い日本のような夏だと、真っ赤できれいな品種を栽培するのは難しいだろうと言われたことがあります。
「赤いルバール」に憧れますが、
我が家の根元だけ赤のルバーブでも、十分おいしく楽しく頂けています。
今年は肌寒い梅雨に気候が続いたので、
7月半ばになりましたが、また収穫してしまいました。
暑い夏越しの前に収穫してしまうと株が疲れてしまうようなので、本当はやめておいた方がいいのでしょうけど。
▼簡単なので、ジャムを少しだけ作りました。
今回はレモン果汁も使わず、ルバールとてんさい糖のみ。
包丁で1~2cm幅に切ろうとすると、あまりに筋が固くて、ジャムになるのか心配になりますが、
火を通せばトロけてしまうので全然問題なく。
砂糖は、ルバーブ全量の50%くらいで作るのが一般的だそうで、さらに日持ちさせるために2/3位!というレシピもありますが、
私は甘いものが苦手なので、ルバーブ全量の1/3くらいに。
あとは、グラニュー糖や三温糖、黒糖などによっても、また、好みによっても調節していいものだと思います。
てんさい糖をまぶして少し置いておくと、ルバーブから水分が染み出てくるので、
少しずつ時間を置いて全体をなじませるように時折まぜるようにします。
時間を置かず、すぐ火にかけてもいいと思いますが、
焦げ付かないように注意しないといけないので、私の場合は時間を置いてから。
今回は、3時間弱くらい時間を置きましたが、それくらいでも十分な水分が滲み出ています。
火にかけるのは15分くらいといわれますが、
私は少しルバーブの食感を残したいのと、火にかけすぎると酸味が減ってしまうような気がするので8~10分くらい。
※品種によっても、筋の硬さ・酸味は違ってきます。
煮詰めながら、灰汁が気になるようであれば取り除きつつ、
少し筋が柔らかくなり始めたら火を止め、余熱でさらに柔らかくなるので短めにしています。
煮沸&アルコール消毒をした瓶に、熱い状態のまま詰めて蓋をして、ひっくり返して冷めるまで放置、完成です。
やっぱり、見た目の華やかさは「赤いルバーブ」にはかないませんが、
個人的には、緑の方がサラダなどに生のままでも食べやすいような気もします。
▲こう並べて見ると、やっぱり「真っ赤なルバーブ」に目が行く…。
長野などの冷涼な土地で、真っ赤なルバーブを株分で増やし、それを特産品としている有名なところもありますよね。
そんな特別なルバーブの苗が手に入るわけではないですし、
手に入ったとしてもどうする?…関東の中間地~ときどき暖地な地域で夏越しできるとは決して思えません。
真っ赤なルバーブでクランブルやパイを作りたくなったら、取り寄せてしまう方が確実ですね。
涼しいところでは夏を通して収穫できるので、まだまだこれからが楽しみな時期となります。
ルバーブクランブルを作って、
暑い日、冷たいバニラアイスに熱々のルバーブクランブルを添えて…美味しい想像がとまらない。
▼▼▼超簡単なスコーンを作った。↴↴↴
▼▼▼ルバーブといったらクランブルです。↴↴↴
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