ここのところの暖かさで、一気に菜の花が旺盛になってきました。
昨日も収穫したのに、今日見たら花咲いてる…という状況で、いい香りに誘われてか、チョウチョウ(白も黄も)がヒラヒラやってきました。
※いよいよ害虫に警戒態勢となる時期です!!
通常、店頭に並んでいる「菜の花」の品種は〝食用なばな〟ですが、
わざわざその品種を家庭菜園で栽培しなくても、アブラナ科の野菜を越冬させて放っておけば春には薹立ちして花の蕾がでてくるもの。
もともと、アブラナ科の菜の花ならなんでも「菜の花」として食されてきたので、水菜でもカブでも…なんでもいいんですよね。
今年の我が家の畑では、チンゲンサイと小松菜の菜の花が収穫期を迎えました。
冬の寒さに耐えた葉物野菜が、春の暖かさで一気にエネルギーを爆発させたように蕾を大きくしていきます。
この時期にしか食べることのできない、贅沢なものですし、
花を咲かせてタネを残そうと、たくさんの栄養が詰まってる部分でもあります。
一部で季節外でも手に入るようなことも増えつつあるようですが、自然の恵みを受けた旬の時期のものを頂く感覚は、やっぱり格別だな~と感じます。
葉も、薄くて柔らかい歯触りですし、茎の部分も甘く柔らかい、蕾の部分は春の甘さとほろ苦さのバランスが贅沢ですよね。
毎年3~4月には、暖かさと寒の戻りを繰り返しながら徐々に春らしい陽気となってきますよね。この時期、次から次へと菜の花が収穫できるようになります。
花の咲いてしまった蕾を残すことなく収穫していけば、長い間継続して菜の花の収穫を楽しむことができます。
ただ、今年は一気に20℃超えの日が連日のように続き、とても3月の陽気とは思えないほど暖かくなってしまった影響なのか、
短期間でかなりの収穫量となってしまいました。
たくさん収穫した菜の花を少し長く楽しみたいので、冷凍保存することにしましたよ。
葉と茎の隙間に砂などが溜まってないか確認しながら洗い流して、
※春の強風で砂埃が溜まります…
塩を少しいれた、たっぷりの湯にくぐらせます。
先に茎の方から入れてもいいですけど、茎も柔らかい時期なので茎の湯通しに時間をたっぷりかける必要はありません。
それに、冷凍保存を目的とする場合、サッと固めに湯通しがおすすめです。
ただでさえ、春の柔らかい部分ですし、冷凍後の解凍でトロけてしまうことがありますので、湯通しは短めで大丈夫です。
熱湯消毒ができれば、あとは買い解凍時の使い方次第です。
湯通し後、水にさらすと色合いも鮮やかになりますが、水に浸けすぎると解凍時にトロけてしまうので浸しすぎには注意してください。
水にさらさなくても良いと思いますし、お好みで。
しっかり熱をとってから、使いやすい分量を小分けにしてラップなどで包み、さらにジップロックなどの密封できる袋に入れて冷凍庫へ。
【写真;右上】作った〝日付〟なども分かるようにしておくと、のちのち便利だと思いますよ。
我が家では、よく冷凍して保存するのですが、緑色の野菜が袋の中で凍った状態のものは見分けが付きづらいんです…。
中身はなにか?いつ作ったのか?場合によっては、切り方・サイズなどもメモしておけば、使い勝手もいいですし、管理もしやすいです。
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