世間ではソメイヨシノが見頃を迎えるころ、梨の花もキレイな花を咲かせはじめます。
ソメイヨシノと比べると真っ白な花で、そこまですぐに散ることもなく長く花を愛でることができます。
じっくりと花蕾を大きく膨らませて、枝の先端に向かって順番にゆっくりと花を咲かせていきます。
4~5月頃、梨の農園が密かな人気となるのも頷けるほど美しい。
今回、1番はじめにキレイな花を見せてくれたのは『新高』です。
※トップ画像
その果実の大きさから、「ジャンボ梨」とか「梨の王様」とか言われることもあるようです。
▼1品種だと受粉がうまくいかないことがあるので、受粉樹として別の品種も必要。
たぶん…こちらが『あきづき』だと思うんです。
小さい花蕾の時期、淡いピンク色に蕾をつけていたのですが、開花が近くなって真っ白になりました。
花芽が膨らむとともに真っ白でキレイな花びらになるようで、他の梨との違いが分からなくなってしまいます。
ここにある梨の開花は、『新高』→『あきづき』→『豊水』→『幸水』の順。
収穫時期は逆で、『幸水』が7月下末~8月上旬と、早いと言われています。
▼珍しい品種は、ふるさと納税の返礼品や贈答品として出回るのが大半。
今年こそは!~と思いつつも、専業農家さんのようにプロのように上手くはいかず、虫に食われたり、日照り続きで成長が思わしくなくなったり、素人には難しい…。
でも、やっぱり、
せっかく育てるならば美しくて美味しく頂けるものがいいかな~と欲張って考えてしまうんです。
キウイ、サクランボ、梅、イチョウ(銀杏)などなど…
結局、〝食い気〟が根底にあるのかもしれませんが、このキレイな花も楽しみにしています。
個人的には、ソメイヨシノよりも美しいんじゃないか、と思えるくらい好きです。
▼▼▼ボリュームのある梨の花。↴↴↴
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