フルーツジャムとは、また一味違った楽しみ方で味わえるのがフルーツカード。
通常、レモンやオレンジ、柚子など柑橘系の果汁を使うことが多く、
砂糖を加えて、バターと卵で濃厚な口当たりにしたイギリス流のスプレッド。
パッションフルーツの酸味と香りも活かし、さらにコッテリとしたカードにしても美味しいんです。
パッションフルーツは、ハワイ語で「リリコイ」とも言うようなので、『リリコイ・カード』と呼んでもいいですよね。
ハワイでは『リリコイバター』とも呼ぶようですが、
油分と卵で凝固させたものを一般的には〇〇バターとは言わないので、ここではパッションフルーツカードと書かせてせてもらいます。
でも、冬のホリデーシーズンで、バターの摂取過多を自覚しているので、
自重して、バターの代わりに〝オリーブオイル〟を使用して作ってみることにしました。
今回、12月に回収した未熟果が赤く熟れてきたので、そちらを使いました。
▼▼▼意外と、中身も詰まっていました。↴↴↴
あまりオリーブオイルで作ったことはなかったので、
改めて今後のためにも、ここに記録として残しておくことにしました。
レシピのメモ的なもの。
あとは、試しに冷凍保存をして、
我が家のオリーブオイルでも滑らかなまま品質を保てるか試してみたいですし、
その他、さらに活用したいもののメモにも。
今回は、未熟果のまま回収したもののせいなのか、
一部分のタネに未熟なものもあるようで、パリパリ感が少なかったため〝果汁のみ〟を使用することにしました。
本当は、〝タネあり〟でパリポリ食べながら、
こってり濃厚な口当たりと香りを楽しみたかったのですが、それはまた今度に。
▼パッションフルーツ果汁だけで、イイ色。
パッションフルーツの果汁の色の方が濃いので、卵黄だけ多めに入れなくても色鮮やか。
当初はパッションフルーツ果汁50gで試しに作ってみようと思ったのですが、60g近くになってしまいました。
甘さ控えめが好きなので、果汁の半量の砂糖で…と考えていましたが、
未熟果のまま回収したものなので、少し酸味があると感じたため、結局40gにすることに。
砂糖の代わりに、きび砂糖なども考えましたが、
長期保存のために冷凍したらどうなるかも試したかったので、白糖にしてみました。
※でも、個人的には砂糖40gは多かった。
(家族からは好評でしたが…。)
オリーブオイルも、果汁を基準にして、その半量の30gにしました。
卵は小さ目で、さらによく溶けきらなかった濃厚卵白を取り除いたので、
分量としてはかなり少な目になってしまったと思います。
本当は、〝卵黄だけ〟の使用で、2個くらい必要かと思いましたが、問題なく。
湯煎しながら混ぜていくと、しっかりと硬めにまとまってきたので、
案外、もっと多めにオリーブオイルを入れても良かったようです。
この分量でもかなり香りも濃厚なので、もっとオリーブオイルを入れても良かったかもな~と思っています。
煮沸した瓶に、熱々のままカードを入れて倒置保存。
冷えたら冷蔵庫で保存しようと思いますが、卵を使っているので日持ちはしないため、
試しに冷凍保存もしてみて、状態の変化など様子をみてみようと思います。
パッションフルーツカードタルトとか、
少しタルト生地に塗って、いつもおどりにチーズタルトを作るたけでも全然違ったものになるだろうな~とか。
生クリームに混ぜて、リリコイクリームを作って、
リリコイクリームたっぷりパンケーキとか最高だろうな~とか…。
いろいろ考えて楽しんではいますが、
せっかくオリーブオイルで少しでもヘルシーに作った訳なので、葛藤状態となっています。
———-追記———-
試しに冷凍保存をしてみたところ、硬くなってしまいましたが、
熱湯に浸すなどしたスプーンを使えば簡単に必要な量だけ取り出せる感じです。
トロピカルな香りと、口溶けとろ~りな南国フルーツのアイスのよう。
ヨーグルトと一緒に美味しく頂きましたし、
トーストにのせれば、すぐに熱で溶けてとてもよい香り。
個人的に、パッションフルーツとチョコの組み合わせが好きで、
チョコブラウニーなどと合わせていただくのがとても気に入っています。
冷凍することで日持ちし、長く楽しめるようになったので、
少しずつ、チビチビと、美味しく頂いていこうと思っています。
▼▼▼砂糖の代わりに、メイプルバター。↴↴↴
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