昨年栽培したパッションフルーツで、
秋頃より結実しはじめた実は赤く熟すことなく、冷気に当たってしまったので撤収。
未熟果のまま回収したものを室内で放置しておき、
順次、赤く熟したものから美味しく頂いたり加工したり。
やはり、未熟果のまま回収することになったパッションフルーツなので、
タネが白っぽく未熟だったり、食感がパリッとならない実も多くありましたが、
この際、いろいろな加工レシピを試してみようと思いました。
これまでパッションフルーツ加工には、あまり手を出して来なかったので、
今回、とても良い機会となりました。
▼▼▼自家製パッションフルーツカード。↴↴↴
多くの果汁は加工に使ってしまったので、余った分は若干タネの部分が多め。
でも、果汁を完全に取り切れたわけではないので、
こういったタネ残りをシロップにしたり、お酒に漬けたりするのが1番活用しやすいのだろうと思います。
今回は『シロップ』と言いながら、
ちょうど『パッションフルーツ酒』とどちらを漬けようか迷っていたということもあり、
保存性にも不安があったため、アルコール分も少し加えて漬けてみることにしました。
あとは、日持ちさせるためにクエン酸や㏗調整剤を添加している製品もあったので、レモンも入れておきました。
レモンは1~2週間ほど漬けて様子をみつつ、取り除こうと思っています。
▼いろんな商品情報を見て考える…。
基本的にパッションフルーツシロップは、加熱処理したりして日持ちするようにしているのだと思います。
でも、加熱してしまうと香りが飛んでしまうし、
なんとか火を通さずに、レモンの蜂蜜漬けのように日持ちするものはできないかな~と思い試作。
◦パッションフルーツ(タネ多め)240g
◦レモン(皮を除く)1/2個
◦砂糖60g
◦蜂蜜60g
◦コアントロー60g
しっかりアルコールで消毒した瓶に、入れていくだけ、簡単。
今回は果汁の比率が少ないので、蜂蜜は少なめにして結果的に良かった…、
というのも、未熟で食感のよくないタネは、水分が多いと表面に浮いてくるので取り除きやすいんです。
でも、逆に蜂蜜を多くいれてしまうと、
タネはすべて浮いてしまうので、のちのち効率よく未熟なタネだけ取り除くのが難しい。
▼▼▼蜂蜜漬けにすると、タネは浮く。↴↴↴
今回、砂糖と蜂蜜を使って、バランスよく未熟なタネのみ浮くようになったのは、本当に偶然。
その時々によって、分量を変えてみようと思いました。
特に今回は、未熟果のうちに回収したパッションフルーツでしたので、加工に未熟なタネをどうするかが課題でした。
また次期シーズン以降、加工など何らかの際に役にたつといいな~と思っていますし、
この蜂蜜漬けもパッションフルーツシロップも、どうやって頂くかも楽しみにしているところです。
まだ寒い時期なので、アイスを食べたいという気分にはなれませんが、
もう少ししたらバニラアイスや、酸味と香りがチョコレートとも合うと思うのでチョコアイスにかけて頂きたいですし、
パッションフルーツシロップのかき氷も楽しみにしています。
あとは、パッションフルーツのビアカクテルも好きです。
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