ついに、晩生種の玉ねぎも倒伏しはじめ、収穫する時期になりました。
今年は冬~春に大雨が降ったり、5月から気温が高く日差しも強い日が続いたり、今後が心配ではあります。
収穫したのち、ちょっと天日干しをしようと思っていても、
日差して熱くなって熱を持ってしまうので、あまり放っておくこともできず…。
また、熱を持ちやすいのは水分を多く含んでしまっている可能性も高く、
あまり日持ちはしないかもな~と、少し残念な出来。
▼▼▼前回!極早生は早かった。↴↴↴
晩生は、『ケルたま』を栽培。
昨年も栽培し、夏越しはもちろん、翌年3月までもつような保存性の高い品種なので気に入っています。
しかし、今年の出来はどうでしょう…。
いつもより全体的に少しトウ立ちが多く、
風邪通しのよいところに吊るし干ししておいても、黒カビ病のものがチラホラ。
かなり貯蔵性もよく、気に入っていた品種なだけに残念です。
毎年、蒔き時も植え付けも然程大きく前後することなく作業しているのですが、
良い年もあれば悪い年もあるんだな~と、改めで相手が自然であることを認識させられました。
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今年は、新型コロナによる休校などで学校給食がなくなったことが大きく影響し、
この時期せっかく収穫した玉ねぎを廃棄せざるを得ない農家も多くいらっしゃるようです。
飲食店と直接契約で卸している農家さんも、
今後どうしたらよいのか困っている状況ではないのかな、と思います。
消費者が減ったわけではないのに、市場としての需要と供給のバランスが崩れただけで廃棄するしかないなんて…。
しかも、この時期の玉ねぎは比較的貯蔵性の高い晩生種なのにもかかわらず…、です。
———-後日———-
一時、学校給食や飲食店での需要が減ったことで、野菜価格が大幅に崩れていましたが、
気づけば価格が高騰している状況となりました。
やっぱり、供給過剰での廃棄ではありませんでしたから、そうなるのは必然。
価格が安定するのは、8月下旬以降の北海道野菜が出回り始める頃でしょう。
今年の我が家の玉ねぎは貯蔵性が心配なところではありますが、
食べられないことはないので、大切にいただこうと思っています。
そして、また来年こそは!!と、今から楽しみにしています。
▼▼▼来年は、極早生と晩生かな?↴↴↴
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