小正月1月15日になると、なぜかお団子を食べたくなりますが、今年はよもぎ餅。
昔、記憶はおぼろげながらも、『まゆ玉づくり』の日だったからかな~と思います。
地域によって、小正月の習いも少々異なるようですが、
私が教えてもらったのは、養蚕業がうまくいくように願って白い団子を木に飾るようでした。
お蚕が病気もなく元気に育つようにという願いを込め、白い団子〝蚕の繭〟に見立てて飾り、
忙しい仕事の合間に、食べる分だけ団子を木がら外して、焼いたり汁物に入れたりして食べたようです。
実際、そのまゆ玉を食べた覚えはないのですが、
『小正月』と聞くと、お団子や餅を食べたくなってしまいます。
今年は、よもぎ餅が食べたいと思い立ち、
冷凍保存してあった昨年のよもぎと、年末に作ったお餅を使ってよもぎ餅。
▼▼▼今年も、よもぎ摘み行きたいな~。↴↴↴
「どこで摘んできたの~?」と聞かれても、あまりピンポイントでは教えたくないものです。
特に、自分の土地には除草剤を散布するのに、芹や蓬摘みは他所の土地を荒らしてまで摘もうとする人。
大切に守ってきたものなのに、いとも簡単に根絶やしにしてしまうような人には教えたくないです。
そういう身勝手な人は、根を残そうとか、摘みすぎないように控えるということはしない可能性がありますし。
蓬スポットも、マナーとともに親から子へと受け継がれていくものなのかもしれませんよ。
大切に、冷凍保存してあるので、次は桃の節句の時に使いたいです。
▼蓬たっぷり贅沢よもぎ餅。
軽く包丁で繊維を断つ程度にしか処理をしていないので、少しすり鉢で柔らかくしてから。
お湯に浸けて柔らかくした餅を合わせて、再餅つき。
ホームベーカリーを使おうかとも迷いましたが、片付けが大変なので今回は完全手動で頑張りました。
もともと餅になっている状態なので、さほど大変ではありません。
少し砂糖を入れると硬くなりにくい餅になるのですが、今回は、ラカントを入れてみました。
スプーンにほんの2杯弱くらいでしたが、時間が経ってもモチモチふっくら餅のまま。
(硬くならないように、上新粉なども混ぜたりすることもありますが、それは面倒くさい。)
水を付けたり足しながら、適当に再餅つき。
食べ終ったあとも、呼吸のたびに爽やかな香りをやんわりと感じるのが、好きです。
次は、餡子も作って一緒に頂きたいと思います。
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