京都舞鶴地方の甘トウガラシ。
京都では欠かせない野菜のようですが、ここ関東ではあまり店頭で見かけることはありません。
たまに辛いシシトウも混じっている一般的なシシトウガラシも好きですが、
大きくて肉厚な万願寺とうがらしも、食べ応えがあって大好きです。
あまり手に入らないものなので、栽培しようと思いました。
中に詰め物もできる甘トウガラシですし、
特に『万願寺砲』と呼ばれる、万願寺トウガラシにチクワを詰めた揚げ物がお気に入り。
バーベキューなどでは、揚げない万願寺砲(焼いただけ)も簡単な割には好評です。
▼▼▼前回!今年栽培してるトウガラシ属。↴↴↴
一般的な小さいサイズのシシトウは、あまり整枝作業もせず放って置いても継続して収穫できるイメージですが、
大型のシシトウなので、ある程度は枝数を管理したりと仕立てるようにしました。
株元には敷き藁、株間にはマリーゴールドを混色。
6月上旬には収穫が始まりました。
シンプルに醤油炒めや御浸し、揚げ物にも何でも重宝します。
たくさん収穫できたとき、ご近所さんにお裾分けをすると喜ばれます。
気になったのは、だいぶ株によって差があるように感じたこと。
たまたま、この年の種子の出来など影響しているのか分かりませんが、
脇芽の成長ばかり勢いがあり、いくら芽欠きをしても芽がでてくる株との差が大きいような気がしました。
そういった株の個体差は、
プロの専業農家の方の場合、育苗の段階で見分けが付くものなのでしょうか…。
育苗にもコツがあるのか、元々バラつきのある種類なのか、それともこの年の種子の特徴なのか…、素人の家庭菜園なので全く分かりませんが、
ブランド京野菜を育てる憧れもあり、また栽培したいな~と思っています。
———-追記———-
一応、来年の種子になるかと自家採種。
ただ、万願寺とうがらしは交雑しやすいようで、素人の狭小菜園で採種したタネでどうなるか…。
来年もし種子が手に入らなかったら、こちらを使うしかないと思いますが、
せっかく栽培しても、他のトウガラシ属の形質も受け継いでしまったら残念なので、
固定種とはいえ、また種子を新たに購入した方が無難なんだろうな~と考えてしまいます。
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