酸っぱい極早生の青捥ぎミカンが大好きで、
特に今年は、柑橘類の木がとても元気で成り年となり、喜んでいます。
たくさん採れたので(まだまだ、採れるので)、なんとか活用できないかと試行錯誤中。
その1つが、今回の〝生ポン酢〟です。
いまの時点で既に美味しく、とても満足しているのですが、
もっとたくさん作って寝かせて熟成させたり、季節の旬の柑橘果汁を継ぎ足したりしていこうか…とも考え中です。
▼▼▼前回!庭の青みかん生ポン酢!↴↴↴
このポン酢づくりの際、香りを移すために浸しておいた〝みかんの皮〟が美味しくて美味しくて…。
ポン酢が目的ではありましたが、
いまや〝みかんピールの出汁醤油漬け〟も楽しみになってきてしまいました。
みかんを食べては剥いた皮を浸しておき、漬物に合わせたり炒め物に入れたりしています。
そのお陰もあって、肝心のポン酢の方も良い香りが移り、
また、時折やんわりと感じる渋味もあって、熟成ポン酢に仕上がっていくのが楽しみです。
みかんの皮は、陳皮(チンピ)として漢方の原料とされたり、
香りづけに料理に使われるだけでなく、栄養もあるので捨てるのはもったいない。
よく知られているのは、「ヘスペリジン」というポリフェノールで、
「ビタミンP」と呼ばれるビタミン様物質の一部でもあります。
バイタミンP(VP)と聞いて私が1番に思い付いたのが、市販の総合感冒薬。
他の市販薬と少しでも付加価値に差を付けようとした競争の末か、
このVPを有効成分の1つに加えるようになった某大手製薬メーカーの感冒薬ブランドもあります。
風邪には蜜柑!というイメージもありますが、
ヘスペリジンは果肉よりも皮に多く含まれるので、なかなか皮ごと摂取する機会は少なそうです。
そこで、せっかく美味しい皮を活かせないかと…。
▼醤油漬けみかんピールご飯。
一晩ほどポン酢に浸したものを〝出汁醤油漬け蜜柑ピール〟として利用。
刻んで、しらすとシンプルに混ぜご飯にしてみたところ、なかなか良い感じ。
今度は、葉物も一緒に混ぜご飯にしたいですし、
ポン酢を少し加えて、酢飯のような感覚でいただいても美味しいと思いました。
最近、ポン酢を利用した簡単レシピの情報も豊富なので、そういったものも調べて、作ってみようと思いました。
▼ピール入り、焼き煮びたし。
ほんとうは、揚げ浸しをつくようと思いましたが、その前に、簡単にできる〝焼き〟で。
試しに作ってみましたが、
さらに、みかんピールごと数時間~一晩ほど置いても美味しいだろうな~と思いまいた。
(こちらは、みかんピールごと即たいらげました。)
揚げびたし、焼きびたし共に、作り置き料理としても万能なので、
自家製みかんポン酢を作っておいたら、ぜいたくにポン酢を使って浸して置けるな~と。
もう、これは自家製みかん生ポン酢のストック増産を決定です!!
柚子の採れる時期になったら、その果汁もピールも楽しみですし、
その前に中生のみかんが食べ頃を迎えるのかな~とか、その季節を楽しみにしています。
もちろん、それら柑橘ピールも美味しく食べて、健康のためにも楽しみたいと思っています。
▼▼▼柑橘ピールをクリスマス製菓用に。↴↴↴
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