夏秋兼用種のイチジクで、フランスが原産の品種。
バナーネ、バローネなどと呼ばれていますが、
他の呼び名も多々あり、とにかく〝バナナっぽい〟イメージを伝えたいのかな?と勝手に解釈しています。
なんだか呪文のようですが、バナーネ!バナッチ!バナナクイーン!はこの品種の名前です。
他にもいろいろと呼び名があるようですが、うちでは『バナーネ』と呼ばれています
冬の剪定の際に、前年枝を残して整えれば夏果から収穫できるのですが、
樹勢が強くて手が行きわたらなくなるので、週末ズボラ菜園ティストには難しい…。
毎度、秋果の収穫の時期を楽しみにしている超手抜きマッド菜園ティスト。
一応、夏果専用種も(6月から収穫できる環境や栽培技術は持ち合わせてはいませんが)あるにはあるので、
運よく気候条件等が整って、6~7月あたりから夏果を楽しめたらうれしいな~と思っています。
▼▼▼今年は長雨&低温&日照不足でしたし…。↴↴↴
夏果は大きく、秋果は糖度が高いのが特徴。
食べごろが近づいてきた頃には、
カブトムシやクワガタなどをはじめ、その他諸々、大小さまざまな虫が群がり見るに耐えない状況となります。
遠くからでもイチジクの甘い香りがするので、虫にとっては容易に餌場が分かってしまうのだと思います。
完熟イチジクを敢えて放置し、
その一部を〝おとり〟として他のイチジクを収穫していくと、思った以上に上手くいきます。
そのくらい、甘く強烈な芳香に吸い寄せられるのだと思います。
他のイチジクで、ここまで多くの虫が群がる様子は見たことがないので、相当に美味しいのでしょうね。
もちろん、私も美味しく頂きました。
秋果はさほど大きくならないのかと思いきや、片手でギリギリ2つ掴めるくらい、
手平に2つ乗せることはできません。
※私の手の大きさの問題でもある…。
実が大きいので、食べやすいように一口大にカットして冷蔵庫に保存…と思ったら、
我が家にも鼻のイイ虫がいるようで、すぐになくなってしまう…。
イチジクはただでさえ日持ちがしないのですが、バナーネは特に希少で流通させるのも難しいようです。
完熟で収穫したら、すぐに食べたい!けど、
日持ちを考えたら、魅力が最大の時期に収穫するのはリスクが高い…。
どの品種のイチジクにも共通する悩みだとは思います。
店頭で見た目が良い状態で陳列させることも大切ですし、難しい問題だと思います。
【イチジク属】ロング・ドゥート(バナーネ)(接木苗)4号LLポット
この甘い香りの強いイチジクは、
保存しようにも乾燥させていたら虫が寄ってきそうなので、諦め…、冷凍保存。
暑い日に、半解凍でいただくイチジクは最高です。
ここ数年、イチジク産地の農家に完熟イチジクを頂く、期間限定いちじくカフェ??のようなものが出てきた聞きました。
それくらい日持ちししないもの、という現れなのでしょう。
イチジク好きの方は、本当のイチジクの魅力を楽しめるカフェなんだろうな~と思います。
▼▼▼丸ごと冷凍保存もいいけどね!!↴↴↴
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