ハヤトウリは霜が降りると一発でアウト、寒さに弱いイメージがあります。
多年草ではあるようですが、
日本の冬には耐えられないものと思い、毎年のように種ウリから育てるようにしていました。
前年に、大きく実らせたウリを種用として食べずに保存し、その果実を種ウリとして植え付けるだけ。
毎年のように、特に何の疑問も持たずにハヤトウリを繋いできました。
▼▼▼暖かいと、すぐウリから芽が…。↴↴↴
偶然が重なり、露地でも越冬できてしまったようなのです。
夏、かなり勢いよく蔓が広がっていたので、気づいた…という状況。
しかも、連作障害なんて気配は全く感じさせない勢いで、現在も収穫シーズン真っただ中です。
暖冬の影響だろうね…とも思いましたが、ここ数年の暖冬で越冬できたのは今回が初めてのこと。
なぜ、越冬できてしまったのか、その状況記録と考察を少し。
◆行燈を設置して、そのまま放置。
春先、まだ寒い時期にも関わらず、家の中で芽が出てきてしまったハヤトウリ。
まだ植え付ける予定はなかったのですが、
芽が出てきてしまったので、寒さ対策に行燈を作って植え付けました。
その行燈は、霜が降りて収穫シーズンが終わっても、そのまま放置。
冬に片づけることもせず、ずっとそのまま放置していました。
どうやら霜で枯れたあと、行燈の中に〝枯れた葉や蔓〟が落ちて積もり、
行燈と枯葉の残骸が重なって、冬の寒さに耐えることができたのではないか、と思います。
▼▼▼今年は10月にやっと開花!↴↴↴
今年は蕾が付きはじめる時期も遅く、
季節が進むペースが早く、既に朝晩は寒く、収穫できる期間が短くなってしまいそうです。
ここ数年ほど暖冬が続きましたが、
今年は例年通りの冬かorさらに寒くなる予報もあるため、しっかり種ウリは確保しておきました。
着々と、冬の準備が始まる時期となっていて、どちらの畑でもトンネルの数が増えてきています。
旺盛に冬野菜が育つ様子がよく見られるようになり、どんどんと冬仕様に変化する畑の景色も好きです。
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