青果店で買ってきた「黄色いパプリカ」から、種を採って栽培中。
育苗シーズンの3月は忙しく、
また、育苗スペースもないため、4月下旬からのスタートになってしまいました。
発芽するか、当初はそれだけ調べるのみで、栽培する予定はあまりなかったのですが、
思った以上に発芽率が良く、苗も順調に成長してしまったので、栽培してみることにしました。
芽出し作業ののち、あとはポットに埋めておいただけ。
これで収穫までできれば、ラッキー!!といった軽い乗りで。
▼▼▼前回!試しに発芽させてみた。↴↴↴
ポット苗の植え付けも、6月下旬と遅くなりましたし、
植える場所にもゆとりは無いため、落花生の畝で混植させての栽培です。
噂によると、落花生とピーマンの混植は実付きが良くなるというメリットもあるとのこと。
あくまでも落花生メインの畝なので、追肥などせず放任での栽培です。
ただでさえ、パプリカは熟すまでの期間が必要で、
収穫に至るまでの期間が倍以上かかるため、あまり積極的に育ててきたことはありませんでした。
一連の混植栽培が相対的に上手いこといったら、
限られた土地を効率よく活用できるようになるのではないか、と期待できます。
最初は、ただのグリーンペッパー(ピーマン)、未熟果として発生、
そして、徐々に熟してくるとともに、黄色いグラデーションの割合が大きくなってきました。
蒔いた時期も遅かったため、最初の収穫も遅く、8月中旬になってから。
交雑の影響なのか、実の付く方向が“上向き”だったり、実の大きさにもバラつきがありました。
けど、ちゃんとパプリカの種からパプリカになるんですね。
黄色いパプリカから採った種でも、少しは赤く熟すパプリカも出てくるのかな?と思いましたが、
…育ててみた限りはそのようなことはありませんでした。
11月頃には既に気温も低く、なかなか熟すことはなくなりましたが、
未熟果ピーマンとして収穫し、すべて撤収しました!!
肝心なところの、メインの落花生もしっかりと収穫できました。
落花生の収穫の際、一緒にパプリカの根も傷めてしまうのではないかと心配しましたが、大きな影響はなかったようです。
今回、パプリカと落花生を混植することによって、
パプリカの根が落花生の葉にしっかり覆われて守られていたと、そういうメリットもあるのだと感じました。
雑草対策のためにマルチシートで被うと、梅雨明けの強い日差しで蒸れてしまうこともあります。
トウガラシ系の根は浅く広く伸びるため、夏場の強い日差しで弱ってしまうこともあるので、落花生の葉は使えますね。
▼▼▼前回!トマトと落花生を混植。↴↴↴
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