今シーズンは、ダイソーの2袋100円の種子シリーズのブロッコリーも購入して育てています。
台風や大雨の影響で、定植のタイミングも遅れてしまいましたが、
家庭菜園で楽しむ分には、むしろ葉物野菜の収穫時期と被らず丁度よかったかな、とも思っています。
※納期などを考えなければならない農家にとってみたら、考えられないことですが…。
そもそも播種時期も遅く、定植も遅れ、さらに化成肥料は使わない~という、じっくり放置栽培。
「家庭菜園なんてやってて元は取るの?」と聞かれることもありますが、
慣行栽培の作物の中には受け付けないものもある私にとって、我が家独特の放任栽培はとても意義のあるものなのです。
▼▼▼前回!本当は年内収穫の品種でした。↴↴↴
年末には、頂花蕾の花芽の形成が始まってきたような状況でした。
年が明けて、少しずつ脇芽をポキポキ摘み取りながら食べていくことに。
脇芽の側花蕾の成長に栄養が取られると、頂花蕾の成長が遅れるようで、
1~2株ずつ脇芽を収穫しながら食べていっている最中です。
以前は、こんな食べ方しているとバカにされることもありましたが、
そもそもブロッコリーは、蕾ではなく葉の部分の方が栄養価が高いと言われていますし、
最近は「ブロッコリーの脇芽」を「ケールのような葉」と一緒に食べる『アレッタ』という野菜も知られるようになってきました。
アレッタの場合、頂花蕾を小さいうちに収穫してしまうので〝茎ブロッコリー〟のような育て方をしますが、
「ブロッコリー」という名前を一切残さない名称を付けることで、葉も一緒に食べるものなんだ~と簡単に納得させてしまうようです。
頂花蕾を大きく育てる必要はないですし、
早くから脇芽を収穫できるので、これは本当に家庭菜園向きの育てやすいブロッコリーだと思います。
でも、ブロッコリーの原種はケールなのに、
ブロッコリーとケールを掛け合わせた…って…ちょっと無理やりかなと感じました。
分類としては「なばな」なので、ちょっとケールっぽい菜の花で健康的なイメージ。
葉の表面の少し縮れたような模様が、〝黒キャベツ〟を思わせます。
頂花蕾を収穫後の側花蕾を、
〝商品名:ミニブロッコリーあるいはマイクロブロッコリー〟などと懸命に市場に出そうとしている農家さんもいるため、
アレッタのような品種は栽培する農家側にとっては喜ばれるのかもしれませんよね。
でも、スーパーなどの地産コーナーを見ると、
ブロッコリーの側花蕾を〝葉付き〟で売られているも別に珍しくないことなので、結局は売り方の問題なんだろうな~とも思います。
▼頂花蕾は温存、育てます。
▲せっかく頂花蕾を大きく育てるタイプのブロッコリーなので、取り除かずに育てます。
また今回、試しに育ててみたダイソーのブロッコリーは、側花蕾の多いタイプなんだな~と分かりました。
※ちなみに、発芽率は100 %で、
病気など枯れてしまったものもゼロ、という優秀な成績。
きっと、頂花蕾の収穫後も長く楽しませてくれるだろうと思いますし、楽しみにしています。
農家さんは収穫時期をある程度揃えなければならないので、作業を一気に済ませる必要があるかもしれませんが、
我が家は家庭菜園なので、少しずつ収穫時期をずらせるように育てたいと思っています。
ブロッコリーも様々ですし、品種によっても特徴はそれぞれ。
さらに大きな分類ではアブラナ科の蕾の部分なので、世にいう「菜の花」にあたる。
アレッタが市民権を得つつある中、
「ブロッコリーの葉っぱなんて食べてるの?」と雑草扱いされたこと、ちょっと思い出してしまいました。
来シーズンは、茎ブロッコリーの代わりに『アレッタ』育ててみるのもいいかな~とか考えています。
▼▼▼ちなみに、黒キャベツも栽培中。↴↴↴
アレッタの葉は、ケールよりも「黒キャベツ」に少し近いような気がします。
黒キャベツの〝菜の花〟もかなり美味しいようなので、春に花芽が出てくるのを楽しみにしているところ。
この黒キャベツもダイソーで買ったタネですが、
こちらは、1袋100円のプレミアムシリーズの『カーボロネロ』です。
次期シーズンのプレミアムシリーズ種子も楽しみにしています。
▼▼▼次回!頂花蕾の収穫も始めました。↴↴↴
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