ゴマのような香りと、少し辛味を感じるので料理のアクセントにも重宝します。
イタリアンには欠かせない野菜で、ピザやパスタはもちろんですし、和食にも合う。
お味噌汁の火を止めたあとに、手で千切って入れるのが香りが広がって大好きです。
毎年、3月頃になると董立ちを始めますが、そのまま1株だけ残して種を採るために花を咲かしておきます。
だいぶ背も高く、どんどんと花芽が分化が分化するので、たった1株でも邪魔に感じるのですが、
まあまあ花もキレイですし、たくさん蜜蜂などの昆虫も寄ってくるので、放置。
花が枯れ、種ができて乾燥するまで放っておくので、
いつも忘れた頃に、こぼれ種から芽がでているのを見つけてから思い出す…、そんな緩いサイクル。
▼花は、ゴールデンウィーク中の様子。
だいたい、こぼれ種から芽が出はじめたな~と気づくのが、6月中旬あたり。
梅雨の長雨の影響で、房の中で発芽してしまうようなこともあります。
【写真;左下】
枯れた全草をまるごと引き抜いて、手でほぐしつつ、房を割りながらバラ撒く、
かなり雑ですが種まきは終了です。
カラカラに枯れた残骸も、一緒に日よけとして置いておくようにしたり、
ここ最近では、真夏の強い日差しと暑さで弱ってしまうので、あえて〝雑草の中〟に種をばら蒔いておくようにしています。
夏場はベビーリーフやマイクロリーフとして頂きます。
冬にもなると雑草は枯れてくるので、夏越しに成功したルッコラは簡単に見つけることができます。
ここ数年は特に暖冬続きのせいか、冬も旺盛に育つので、4~5株もあれば十分な収穫量になります。
土を耕さなくても立派に根を張りますし、
ずっと肥料すらあげていないため、我が家の畑、固有のルッコラとなっている可能性もありますね。
※不耕作無施肥もちろん無農薬で、自然栽培に近いのかな。
もう何年もこのサイクルの繰り返しで、このルッコラには大変お世話になっています。
時に交雑してしまう葉菜類もありますけれども、ルッコラは何も気にかけてやらなくても差し障りなし。
こぼれ種の省エネ栽培サイクルで、しかも雑草の繁みを逆に利用してやったゾ、と…
何やら満足感のような達成感のようなものを感じます。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.