花びらが散りはじめ、少し実が膨らみはじめた頃、
まだ実が柔らかくて、プチプチとした食感も楽しめる頃合い。
収穫にいいタイミングは短いようで、すぐに実が固く筋が入るようになってしまいます。
この香りをずっと長く楽しみたいので、
必ずといっていい程、毎年のように塩漬けや醤油漬けなどにして保存しています。
そのままでも美味しく頂けるものなので、
あまり、アク抜きの作業をしっかりやったことはありませんでした。
穂紫蘇は、刺身盛りに添えてあったりもしますし、
今年も、そのまま揚げて天ぷらにして、美味しく頂きました。
▼▼▼穂紫蘇まるごと天ぷら。↴↴↴
改めて、いろいろなレシピを見てみると、
サッと湯通ししたり、一晩水に浸したり、と…しっかりアク抜きをしているものが多い。
湯通しすると、長期保存ができる~とか説明あったりしましたげど、
殺菌が目的な部分が大きいとしても、結局、水気を切って、冷ましてから瓶詰するのでは、
そんな保存期間は長くならないでしょう~と…。
正直、面倒なので、
やるとしたら、一晩水の浸しておく程度だな~と思いました。
▼こそぎ取って、水に浸す…。
素手でこそぎ取る作業を続けると、指や爪の中まで真っ黒になるので、
毎度しっかり手袋をしてやるようにしています。
ちょうど今頃の紫蘇の実は、穂を軽く撫でる程度の力で実が落ちるくらい柔らかい。
柔らかすぎて、千切れてしまった穂先の部分も、そのまま入れておくことに。
軽く水洗いをして砂埃などをおとしてから、ヒタヒタの水に浸けて、一晩放置。
翌朝、紫蘇の実を水から上げたところ、
浸しておいた水がからも、紫蘇の良い香りがしていて、なんだかもったいないことをした気分に…。
ザルに上げて、滴り落ちる水も、
茶褐色に色付いてしまっていても、やっぱり良い匂いがするんです。
きっと、数カ月後~1年後に違いが分かる??と言い聞かせ…。
▼塩漬け&瓶詰め作業!
紫蘇の実を1~2cm入れては、塩を散らして入れ、
また、紫蘇の実を重ねていれて、塩を入れ…の繰り返し。
昔と違って、冷蔵庫での保存も可能な時代なので、塩は控え目にしておきます。
紫蘇の実を詰め終わったら、最後の塩だけ、少し多めに入れて終わり。
このまま、瓶に蓋をして、冷蔵庫に保管しておきます。
毎年、2~3本ほど塩漬けにして保存するので、昨年の残りも1本弱ありました。
昨年の塩漬けは、比較すると茶色くなっているのですが、
これはアク抜きをしなかったからなのか?よくわかりませんけど、いまでも美味しく頂けます。
漬物や佃煮を作るときなど、紫蘇の実があると風味が変わって楽しめます。
今年は「醤油漬け」にして保存もしてみようかな~と思っています。
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